声には息が必須アイテム!

よく、ボイストレーニング(ボイトレ)や歌を習っていると、
恐らく必ず耳にする言葉。それは「腹式呼吸」だと思います。
声を出すのに、なぜ呼吸法を気にするのでしょうか?

まず、声は閉じた声帯を息(ここでは呼気)で振動させ、
更に空間に共鳴させて発せられることは分かりましたね。
つまり、息は生きていく上では勿論無くてはならないものですが、
この息が無いと、声を出すことも出来ないのです。

となると、この息の使い方を
いかに効率良く使うのか、
つまりは呼吸のコントロールを覚えることが、
ボイストレーニング(ボイトレ)の基本となる
発声での大きなポイントの一つになるのです。

余談ですが…私は、人間ってとっても
エコな生き物だと思うんです。
声で使う息は、基本的に吐いた息、つまり呼気です。
体に必要な酸素を取り込む為に、人は空気を吸いますね。
そして、体を作ったり動かした後に出てくる、
二酸化炭素などの体にとっての廃棄物を外に出す為に、
息を吐きますね。ということは、声は、
人間がいらなくなった廃棄物を使って声帯を振動させている、
ということになります。
実にエコな生き物だと思いませんか?

声を出す生き物は他にも多数いますが、
こんなに一日中、いろんな場面で声を
使う生き物は、人間くらいだと思います。
呼吸によって、体を作って動かして、ついでに声もだしてしまう、、、
なんて効率の良い使い方でしょうか。

また、声を出そうとすると、より沢山呼吸を行い、
酸素を大量に意識的に取り込みます。
そして、酸素を運ぶ為に血流が良くなり、
そのお陰で体温も上がります。
その為、声を出すことは健康にも良いと言われてます。

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