声帯の仕組みと音域の関係

ボイストレーニング(ボイトレ)を行う上で、
やはり触れておきたい声帯の仕組み。
音域を上手に広げる為にも、是非知っておきたいですね。

声帯の長さは、男性・女性では勿論、同性でも人によって違います。
具体的には、2枚のヒダの太さや長さの違いですね。
ただ、長さや太さが違うといっても、
周りの人の首の太さを見てもわかるように、
そんな何cmも違うということはありません。

逆に言うと、数mm単位の話なので、
少しの違いが大きく左右するということを覚えておいて下さい。

声帯は、声を出していない時に開いていて、
声を出す時にヒダとヒダが近付いて、
間を息が通って振動します。
これが声帯の大きさに拠って、どう変わるのでしょうか。

声帯を実際に目で見るには、専門家が必要なので、
またまた輪ゴムを使ってイメージしてみましょう。
太い輪ゴムと細い輪ゴムを用意して下さい。

太い輪ゴムを2本の指に引っ掛けて弾くと、
「ビーン」と鈍い音がしますね。
細い輪ゴムも同様にして弾くと、
「ピーン」とさっきより高く細い音がします。

大人と子供で考えてみましょう。
大人と子供では、体の大きさが違いますね。
その分、やはり声帯の長さや大きさも比例して違います。
大人の声帯が太い輪ゴム、
子供の声帯が細い輪ゴムと置き換えてみると、
子供の声の方が高い理由がイメージつきますね。

このように、声帯の大きさが違うと、声の高さも変わります。
男性と女性で比べてみても、
男性の方が体が大きい場合が多いので、
その分、声帯が太く大きい場合が多く、
その為に男性の方が声が低いことが多いのです。

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