腹式呼吸が苦手で高い声が出ない
腹式呼吸と声に関しては、ボイストレーニング(ボイトレ)情報館の
【発声のメカニズム】でもよく触れていますね。
高い声を出す為には、やはり、ある程度の息と支えが必要です。
これが足りないと、余分なところに力が入ったり、
喉を痛める原因になってしまいます。
そして、高い声にもう一つ必要なのは、響きです。
その響きをキレイに出す為にも、腹式呼吸は要になってきます。
でも、高い声に限らず、まず「通る声を出す為に」
「キレイな声を出す為に」「長時間声を使う為に」、、、etc。
声と長く付き合っていく為には、
何より、腹式呼吸を使うことが効率良いのです。
また、腹式呼吸で高い声を出す為には、
支えが何より重要になってきます。
腹式呼吸だけならできるけど、支えられておらず、
声を出す時にうまく使えていないという方もいらっしゃいます。
腹式呼吸をしっかりするというよりは、
呼吸の際に、しっかり支えてコントロールすることが大切なんです。
更に、声帯の仕組みから見ても、
やはり高い声を出す為には呼吸を鍛えることが必要になります。
こちらも【発声のメカニズム】で触れていますね。
しっかり鍛えられた安定した呼吸と支えがあることで、
声帯がキレイに振動して、声が作られていきます。
その声を共鳴腔で広げていくことで、
声は様々な顔を見せてくれます。
その顔の一つに高い声も含まれているので、
重要性が伝わればと思います。
ボイストレーニング(ボイトレ)で
必ずと言って良いほど触れる「腹式呼吸」。
そして、声を使う以上は、呼吸は切っても切れない関係になりますので、
上手に付き合っていきましょう。