手紙~拝啓_十五の君へ~(Angela Aki - アンジェラ・アキ)

2008年9月に発売された8枚目のシングルです。
第75回NHK全国学校音楽コンクール中学生の部の
課題曲に提供されたもので、ピアノ伴奏が中心の非常にシンプルな楽曲なので
ボイストレーニング(ボイトレ)を始めたばかりの方に
お勧めの課題曲でしょう。

この曲のコツは呼吸とアクセント(滑舌)をしっかりすることです。
最初にまず呼吸から見ていきましょう。
ブレスの位置をチェックしてみるとAメロの部分はブレスが少なめ、
サビ部分はブレスが細かくあります。

Aメロの部分はロングトーンのようにしっかり息を流し、
サビはブレスが遅れないように一瞬でたっぷり吸うように腹式呼吸を練習してください。

次に注意する点はアクセント(滑舌)です。
この曲はメロディーの跳躍が少なく音程はとり易い反面、
抑揚のない単調な歌に聞こえがちです。

そこで工夫するのが言葉を発するときのアクセントです。
言葉には母音(aiueo)と子音があります。
今回はこの子音を主に見ていきます。(歌には母音もとても重要ですので日々の
ボイストレーニング(ボイトレ)で必ず練習してください。)

例えば、Ka(カ)Ta(タ)などの「K」「T」だけを発音するつもりで
「カッカッカッ」「タッタッタッ」と言ってみましょう。
空気が鋭く出て、非常に強い発音になると思います。
このように子音を強調して読むように歌詞を朗読してみてください。

役者さんが台詞を話す時のようなハキハキした言い方を
イメージされるといいでしょう。
最初は大げさに聞こえるかもしれませんが、
歌詞の中にアクセントが生まれ単調さが緩和されます。

そこに最初に述べた呼吸を意識して合わせてみましょう。
ブレスとブレスの間はしっかり息を流し、
なおかつ子音を強調していきます。

高音の出しにくい音も呼吸が流れることによって
スムーズに出しやすくもなります。

あとは原曲を良く聞いて、特に強いところと
そうでないところを見極めてください。
このようにボイストレーニング(ボイトレ)の
基礎である呼吸や滑舌をしっかり練習できるので、
始めたばかりの人もそうでない人もぜひ練習してみてください。

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