旅立ちの唄(Mr.Children - ミスターチルドレン)

2007年10月31日に発売された31枚目のシングルです。
爽やかだけども叫びに近い声が胸に突き刺さるような歌で、
東宝系映画『恋空』の主題歌になっています。

この曲は表情の豊かさ、高音部分の技術が必要になる上級者向けの曲です。
日ごろのボイストレーニング(ボイトレ)が試されますので、ぜひ挑戦してみてください。

この曲を歌うにはやはり高音部分をいかに
リラックスして出すかということでしょう。
力んでしまうことが一番高音部を
歌いづらくしている原因でもあります。

まずはリップロール、タンロールなどのボイストレーニング(ボイトレ)を行い
高音部分が楽に出せる感覚を覚えてみましょう。
その際にはリラックスし、呼吸法が正しく出来ているときが多いです。
次にラでもアでもやり易い母音だけで歌ってみましょう。
先ほどのリップロールの息に素直に乗せるつもりで声を出します。

最後に子音を乗せても母音のときと同じような
響きで歌えるように声を出します。
もちろん喉頭を下げてのどをリラックスし、
腹式呼吸の呼吸を流してあげることが必要です。
子音が乗ると空気の使い方が変わり母音のときよりも
歌いづらくなるものなので、
まずはこれまでの手順で感じた響きを大切にしてください。

またそれは言葉の口の開け方・破裂音等も関係してきますので、
歌の滑舌そのものを良くするイメージで口を動かし
はっきりと発音するように意識してください。
口を動かすことにより力みがとれ喉頭が上がりにくくなりますし、
正しい口の動きは正しい発音の響きになります。

高音部を歌うときに滑舌が悪くなったり、
あごを固める人が多いのでなるべく柔軟にしてあげることが
キーポイントになります。
ぜひ練習してみてください。

最後は表現をより聞いてみることです。
いわゆるボイストレーニング(ボイトレ)の
抑揚や強弱・語尾の処理などの理屈ではなく、
より語り口調に近い表現をしていることが分かります。
まずは歌詞の意味を理解して朗読をしてみましょう。
それも身近な誰かに向けて話しかけているように読みます。
表情も付くなら表情も変えて話しかけてみてください。

そうすると自然と優しい声や、言葉の強さ、
切なそうな声などいろいろな表現が声に現れます。

例えばある部分は音程などある程度無視してしまってよいので、
歌うというよりは話しかけるように歌ってみてください。

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