milion Film(コブクロ)

2004年10月14日に発売された10枚目のシングルです。
「永遠にともに」と同じく結婚式の披露宴などで
よく歌われるようになった曲です。

この曲は表現力が自然と身につけやすい曲です。
本来は二人で歌っていますが、
今回も一人で歌う場合を想定して紹介していきます。
ただデュエット初挑戦の方でも、難易度は低めですので
デュエットでもぜひ挑戦してみてください。
(デュエットの練習法は別の章で紹介しています。)

まずはこの曲はメロディーの音階に注目してください。
階段を一段ずつ上っていくようなメロディーがよくありませんか?
ボイストレーニング(ボイトレ)で良く聞くようなあの音階です。

あまり跳躍がなくシンプルなメロディーなのですが、
このようなメロディーは自然と表現力がつけやすい音階なのです。
というのも、だんだん音程が高くなっていくということは響きのポジションが
低いところから高いところに移動していくことになります。

もちろんその際に響きが頭部を抜けていくようなイメージになりますが、
(音程によりイメージは異なります)
より高いところに響きを持っていく
ボイストレーニング(ボイトレ)は呼吸法が大切な練習の1つです。

このような場合音程が高くなるにつれてクレッシェンドをつけやすくなるものです。
(空気で押すわけではありません。)

クラシック音楽でもこのような音階の課題曲を
クレッシェンドで歌う練習をします。

歌にもよりますがこのような音階が出てきたら
クレッシェンドするクセをつけてみてください。
逆に階段を下がっていくような音階では
デクレッシェンドしてみましょう。
すると階段を上り下りする音階が多いこの歌は、
自然と抑揚がたくさんある歌になります。
またクレッシェンドの強さも後半の大サビはより大きくする、
などをして幅をつけると、盛り上がりが出来さらに良いです。

さらにパターン化されたクレッシェンドをある部分だけ、
わざと裏声にするなどして意外性をもたせるのもいいでしょう。
何度も同じパターンで歌うと、「次もきっと同じようなパターンだ」と
予想するようになっていきますが、
その予想を裏切ってあげると聞いている人を惹きつけられるようになります。

今回はどんな曲でも使いやすい表現力を紹介しました。
「この音階はこう歌おう」とある程度クセをつけると、
違う曲を歌っていても表現ができるようになりますので、
ボイストレーニング(ボイトレ)の課題曲としてぜひ練習してみてください。

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