夜空ノムコウ(SMAP)

1998年にSMAPさんの27枚目のシングルとしてリリースされました。
SMAP初のミリオンセラーであり、
オリコンチャートでも2位を獲得するヒット曲です。

メロディーがシンプルなので初心者の方にも歌いやすいですし、
ボイストレーニング(ボイトレ)で鍛えた中音域や
音感を試すには良い曲でしょう。
また構成もシンプルです。最後のサビを2回繰り返すところだけ、
2回目のサビをより盛り上がりをつけるように歌って下さい。

ただメロディーはシンプルと書きましたが、
Aメロは隣同士の音ではなく飛び石のような音階を踏んでいます。
ボイストレーニング(ボイトレ)では3度や5度のソルフェージュを
よく練習しておくと良いでしょう。

このように飛び石のような音階で一番高い音をキレイに出すには、
空気とポジションが大切になってきます。

まずリップロールで歌ってみて息の流れを確認してみてください。
その息に素直に乗せるつもりで歌詞を乗せてみましょう。
もちろん呼吸の邪魔をしないようにのどをしっかりあけておいてください。

リップロールをしたときのようにスムーズに
音が上がりにくくなりませんか。

高ければ高いほど呼吸を体の上の方に上げていくイメージを持ってください。
そうすると呼吸が浅く、スピードが遅くなってしまって上がりにくいものです。

しっかり腹式呼吸をして、高音まで呼吸のスピードが遅くならないように
お腹でしっかり呼吸を送り込んでください。
(空気で勢いをつけるのではないので注意してください。
あくまでも楽な音域で出している呼吸の、スピードを変えないようなイメージです。)

ただしこれは冬の寂しい雰囲気の歌なので、音色には気をつけてください。
呼吸のスピードを速めるとアクセントが付きすぎたり、ハキハキしすぎたりします。
呼吸法に慣れたら最後は寂しそうに語るように歌ってみてくださいね。

そして先ほども書いたとおり高音域は体の高いところを鳴らすイメージ、
低音域は胸の辺りを鳴らすイメージを持って歌いましょう。
高音から低音にさがる音階の場合、このポジションの移動がないと
のどが詰まったような声になってしまいます。

逆の場合もそうです。のどからすべて高音を出そうとすると高音が上がりにくく
余計な力が入ってしまう可能性があります。
特に高音域は後頭部から前に声が出るイメージを持つと出しやすくなりますので
しっかりボイストレーニング(ボイトレ)を積み実践してみてください。

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