真夏の果実(サザンオールスターズ)

1990年にサザンオールスターズの
28枚目のシングルとして発売されました。
ボーカルの桑田圭祐さんが監督をした映画「稲村ジェーン」の
主題歌としてタイアップされ、サザンオールスターズの
楽曲の中でも人気のある曲です。

この曲のAメロはフレーズが細かく切れており
ブレスがたくさんあるのが特徴的です。
フレーズが細かく切れているからといって単にぷつぷつと切るのではなく、
次のフレーズが始まるギリギリまで伸ばしてください。
そうすると味気ない印象が無くなります。
ですので一瞬でブレスを吸う必要があります。
ボイストレーニング(ボイトレ)でしっかり
呼吸の練習をしながら望んでください。

Aメロは切ない感じを出すために、
歌うというよりかは語るイメージを持ってください。
その時効果的は表現方法として、歌いだしにエッヂボイス
(映画「呪怨」で使われていたのどをカラカラ鳴らしたような音)を
入れると切ない感情がより伝わります。
このエッヂボイスは高音を力まず出す
ボイストレーニング(ボイトレ)にも使われますので、
ぜひ習得してみてください。

そして語るように歌っていたものを「夏は巡る」あたりから
声も張りしっかり歌うイメージを持って曲を盛り上げてください。
サビは情熱的に、多少リズムが遅れてもいいので重く
(発音やリズムを)歌っていくとより情熱的に見えて効果的です。

サビ終わりのファルセットの部分は息が抜けてしまっても良いので
しっかり息を流すようにしましょう。
そんなに高くないファルセットなので声は出やすいかとも思いますが、
キレイに響いているかというよりも情熱的に聞こえるほうが心打ちますし
(あくまでもこの曲はという意味です。)
息を流し続けるとお腹を使いますので安定感は出やすくなります。

ファルセットが苦手な方もぜひ挑戦してみてください。
構成はシンプルなので先ほど書いたとおり、最初はささやくように。
サビは盛り上がって情熱的に歌えば表情豊かに聞こえます。
大サビではメロディーも変わっていますので
ここの決め所を外さないようにすると尚良いです!
まずはボイストレーニング(ボイトレ)で跳躍の練習をして
外さない練習をしてみてくださいね。

良く聞くと所々に細かいトリルが入っておりますので、
余裕のある人はそれも歌えるとかっこよさが増します。
最初は曖昧に練習せず、ピアノ等で音をしっかりとってから
歌うようにすればきれいに音が流れますよ。
ボイストレーニング(ボイトレ)としてぜひ試してください!

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