いつの日も(阿部真央)

2010年、阿部真央さんの三枚目のシングルとして発売されました。
この曲はAメロはキーが低めで歌いやすい反面、
サビ前からコロッと高くなります。ここが難しいポイントの一つです。

まず最初のうちは歌うというよりかはつぶやくように歌ってみてください。
演奏がアコースティックギターだけという
シンプルさなので独特の雰囲気も出ますよ。
ですがサビ前の演奏が盛り上がるところからは、
ガラっと雰囲気を変えて声をしっかり出しましょう。
このメリハリが非常にかっこいいです。

ただしいきなり高くなるのでのどの準備が必要です。
ボイストレーニング(ボイトレ)で高音を無理に出そうとはせず
頭の頂点を突いて出すようなイメージを練習してください。
下から上に響きが突き抜けていく感覚です。

ずっと低いキーで歌っていたので、
響きのポジションが体の低いところにあります。
それをそのまま持ち上げて高音を出そうとすると、
のどが絞まり高音も上がりきらないようになってしまいます。
高音部分はより高いところに、
そして持ち上げるのではなく体の中を突き抜けていく
イメージを何度も練習してみてください。
(ボイストレーニング(ボイトレ)では
併せて鼻腔を響かせるトレーニングもしてみてください。)

さらにサビではファルセットに切り替えるという箇所があります。
この切り返しは阿部真央さんの魅力の1つでもあると思いますので、
良く聞いてイメージをつけてみてください。

イメージ付けのためにお勧めしたいのは、ヨーデルを聞くことです。
ヨーデルといえば敬遠されがちでしょうが、
使う使わないは別にして習得しておけると
表現のバリエーションも増えますので試しに聞いてみてください。

それだけでもなかなか切り替えが難しいという方は
ボイストレーニング(ボイトレ)でゆっくり練習しましょう。
まずは地声とファルセットを切ってしまってもいいので交互に出します。
1オクターブの音階がやりやすいかと思います。
何度か続けると地声とファルセットのときで
のどの動きが違うのに気がつきませんか?
まずはこの違いを感じることが必要です。
そのうちにのどを器用に動かして切らずに
歌えるように練習してみてくださいね

構成は最初はつぶやきの声、サビからは高音ですし
声も張りますので曲の表情がつきやすいです。
あまり難しく考えずに歌っても単調なりにくいので、
心のままに気持ちよく歌ってくださいね。

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