名もなき詩(Mr.Children)

1996年にMr.Childrenさんの10枚目のシングルとして発売されました。
Mr.Childrenさんのシングルの中でも大ヒットしたシングルのひとつです。
ハッと考えさせられる歌詞が特徴ではないでしょうか。

この曲はボイストレーニング(ボイトレ)のいろいろな
テクニックが使われていますので、とても勉強になります。
オリジナリティーが出にくい方や、
単調に聞こえがちな方はぜひ参考にしてみて、
表現の引き出しを増やしてみてくださいね。

ではまずはAメロを見てみましょう。
ここではリズムの変化に注意して良く聞いてみてください。
「ちょっとくらいの汚れ物ならば」の部分で「くらい」と「物」の
ところで言葉を重めにとってリズムを強調しているのが
聞き取れるでしょうか。

よく使われるテクニックの一つで、
アクセントとは少し違うニュアンスになるのですが、
声質に変化が生まれるため単調さが軽減します。

この曲の同じフレーズのところはほぼ同じ表現をしています。
何度も歌えるので良いボイストレーニング(ボイトレ)練習と
なるのではないでしょうか。
最初は大げさに聞こえてしまうかと思いますが、
大げさぐらいにリズムを強調して歌ってみてくださいね。

次は声質に注目してみてください。
分かりやすく声を変化させているところがあります。
例えば「苛立つような街並みに」の「に」の部分です。
すこし怒鳴ったような声を使っていると思います。
好き嫌いもあるかと思いますが、このような感情的に使える声も
(ボイストレーニング(ボイトレ)ではあまりお勧めしない声かもしれませんが)
出せるようになっていると感情を表現しやすくなると思いますよ。

さて他にも声質が変わるところがまだまだあります。
これを聞き取れるようになるのも歌が上達する近道でもあるので、
細かく聞き取ってみてください。

サビの高音部分は下から声を持ち上げるイメージではなく、
後頭部から前に声を出すイメージを持ってみてください。
手をつけてみると出やすくなったりもします。
頭の後ろから額の前に腕を動かしながら
歌って感覚を覚えてみてくださいね。

大サビの前は早口のところもあり滑舌のよい練習にもなりますね(笑)
多少感情的でもいいので楽しんで歌ってみてください。

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