第一印象は発音から！？
人間誰しも、第一印象は良い方が良いですよね。
中には違った考えを持ってる方もいるかもしれませんが
少なくとも、社会の中で自分が動きやすい環境を作る為には、
第一印象は良いに越したことはありません。
その第一印象を決めるものの中に、
発音があるとしたら、皆さんはどう感じますか？
第一印象を決めるとき、やはり見た目は重要です。
清潔感があるとか、笑顔だとか。
でも、見た目以外にも人はとても敏感なんです。
それは聞こえる音ですね。発音がキレイだと、
それだけで好印象を与えるんですよ。
でもなぜか、こと日本人は発音に無頓着な方が多いです。
それは、そもそも「日本語」にあるのではないかと思うのです。
どういう意味かというと、日本語には母音が少ないのです。
厳密には母音の読み方が少ないのですね。
母音とは「あ(a)・い(i)・う(u)・え(e)・お(o)」のことですね。
日本語には平仮名・片仮名・漢字と表記は様々ありますが、
「あ」も「ア」も「亜」も読み方に区別はありません。
では英語はどうでしょうか。
アルファベットはA～Zの２６文字しかありません。
その組み合わせで言葉を作るので、
例えば「a」の発音も、「cat」の時は「ア」と発音しますが、
「cake」のような時は「エイ」と発音しますね。
このように、同じ「a」でも、単語によって読み方が変わる為、
英語を話す人はとても発音に敏感です。
実際、英語を習い始めた時に、
その発音の厳しさに断念したくなった経験がある方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
でも、これだけ発音に敏感な言葉なので、
英語を話す人は、全体的にハキハキ話す為に、滑舌が良くなります。
英語に限らず、発音が細かく分かれる言語はむしろ多いです。
ボイストレーニング（ボイトレ）のレッスンでも、
日本語の曲を歌うより、外国語の曲を歌う方が
歌いやすいという方がよくいるのですが、
それはきっと外国語の発音をとても気にする方だからだと思います。
ハキハキ話すと、自然に言葉が伝わるので、
始めから言葉に安心感を与えます。
もごもご話してしまうと、自信が無いように見えたり、
最終的には良く聞き取れなくて、
聞き手の聞こうという気持ちが削がれてしまいます。
それでは、せっかく良い意見を持っていても、
伝わりませんよね。それがましてや、初対面だったりしたら、
印象は悪く見えてしまうので、勿体無いですよね。
「第一印象は発音から」
ちょっと意識してみてはいかがでしょうか。
