子音の分類5 弾音(だんおん)

これは、「はじき音」とも言われますが、
歯茎のやや後ろを有声音が出ると同時に舌で軽く弾く音です。
発音記号でいうと[有声音:r]となります。

日本人は苦手とする人が多いかもしれませんね。
そんな細かい違いでは日本語は使わないですもんね。

「l」の発音だったら、弾くだけで良いんですが、
「r」の音は、弾きながら舌を少し滑らせなければなりません。
英語の発音でも、苦労した人は多いんではないでしょうか。
英語は、こういった細かい違いを気にする言葉なので、
舌使いが鍛えられるんですね。

ちなみに、舌が鍛えられてると、
自然と表情筋も鍛えられていることが多いです。
そういう意味では、この、「l」と「r」の発音の違いを意識しながら、
滑舌練習をすると、自然と舌使いが上手くなってくると思いますよ。

ちなみに弾音は通常、有声音ですが、ドイツ語などでは、
無声音のような発声も出てきます。
これこそ、日本人は苦手とする方が多いんではないでしょうか。
そもそも、日本語は無声音を正式には使わない為に、
区別がしにくいのに、更に無声音の中での区別というのは、
音そのものを理解することにも苦しみます。

これは、音楽の感覚にも似たようなことが言えます。
リズムを細かくとるという意識が無い人は、
拍と拍の間の音を、聞き流してしまいます。

その為、実際に歌おうとしても、その部分の音がちゃんと取れません。
言葉も、普段使わない発音は、やはり聞き流してしまうのです。
日本語は、発音の種類が少ないために、
他の言語の発音を聞き取れないことが多いんですね。

この音もしっかりボイストレーニング(ボイトレ)を積んで
身につけていきましょう!

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