歌唱指導とボイストレーニングの違い

ボイストレーニング(ボイトレ)のレッスンを受けている人や、
興味を持つ人の多くの理由は、「歌が上手くなりたい」ではないでしょうか。

勿論、俳優や声優になりたい人達も
ボイストレーニング(ボイトレ)を行いますが、
趣味の範囲でも幅広い世代の人が興味を持つきっかけは、
歌であることが多いです。

その為、のレッスンでも、
実際に歌を歌って行うレッスンが主体になることが多いです。
ただ、よくレッスンで歌を練習していて、
中には「上手くなった気がしないな~」と
感じる方がいるのではないでしょうか。
「声は出るようになったけど、歌は上手く歌えてないような・・・」
これはどういうことでしょうか。

みなさんは「歌唱指導」という言葉を聞いたことがありますか?
「歌が上手くなった気がしない」と感じてしまうのは、
歌唱指導とボイストレーニング(ボイトレ)を
混同してしまっている場合があるからです。
これは、よく勘違いをされやすいのですが、
ボイストレーニング(ボイトレ)とは「声のコントロール」を
トレーニングすることですが、
歌唱指導とは「歌い方」を指導することを言います。

何が違うかというと、いかに喉に負担を掛けずに
声を使いこなせるようになるか、というのが
ボイストレーニング(ボイトレ)の目的で、
いかに曲を作品に仕上げていくか、
というのが歌唱指導の目的なのです。

例えば、強弱をつける練習でも、ボイストレーニング(ボイトレ)の
目線で言うと、「共鳴の仕方がどうのこうの・・・」とか
「ブレスがなんたらかんたら・・・」とか、
声そのもののコントロールの仕方で言います。
でも、歌唱指導の場合
「ここは元気良く歌うとメリハリつくから大きく!」とか
「切なく歌う為に小さく」というように、
曲の雰囲気や歌詞の意味から強弱のつけ方の判断をします。

「ちょっとした違い」と思うかもしれませんが、
これを把握することで、「声」と「歌」の両方を、
的確に上達させることができますよ。

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