子音の発音を知ろう

日本語の母音は「あ(a)・い(i)・う(u)・え(e)・お(o)」の5つでしたが、
子音はいくつあるんでしょうか。

「か」行や「さ」行のように、
単純に文字の数でいうと五十音を横に辿った数なので、14ですね。
でも、例えば「さ」行。「さ(sa)」は「s」ですが、
「し(shi)」は「sh」という音になりますね。
また、「た(ta)」は「t」ですが、「ち(chi)」は「ch」となるので、
厳密にはもっとありますね。

音の数だと膨大になってしまうので、
子音の音の「種類」の数を、紹介しましょう。
中には、日本語の発音ではあまり使われないものもありますが、
滑舌の良いボイストレーニング(ボイトレ)になるので、まとめて紹介します。

子音を分類すると、
①破裂音(はれつおん)[無声音:p、t、k 有声音:b、d、g]
②鼻音(びおん)[有声音:m、n、ɲ、ŋ]
③摩擦音(まさつおん)[無声音:⏀、s、ʃ、ç、h 有声音:w、z、ʒ、j]
④破擦音(はさつおん)[無声音:ts、tʃ 有声音:dz、dʒ]
⑤弾音(だんおん)[有声音:r]
以上です。

意外と少ないでしょうか。
これらは、何を表しているかというと、
息や声が口や鼻を通る時の状態を言い表した表現となっています。
つまり、子音とは
「声帯で作られた音や出してる息が口や鼻を通る時に、
口や舌の形によって加工された音」
と定義することができるのです。

私たちが何気なく使っている言葉ですが、
息を鋭くしたり鼻に通したりと、実は細かい作業を常に行っているのです。
更にそれぞれの説明を次項からしていくので、
子音の定義を意識しながら読んで頂けたら、
少し言葉の見方が変わるのではと思います。

体験レッスン実施中!

  • マンツーマンレッスン
  • 仲間と一緒にレッスン
  • ボイストレーニング(ボイトレ)のGLIDE SLOPEボーカルスクール
  • サイトマップ
  • 00
  • 01
  • 02
  • 03