音感・リズム感の歌への影響

歌う為には「鍛えられた声」の他に、
音感やリズム感など様々な要素が必要だと言いましたが、
具体的にどのように影響するのでしょうか?

私がよくレッスンで遭遇するのは、例えばAメロ・Bメロ・サビの各々の
歌い出しの音程がほぼ同じなのに、Aメロ・Bメロだと歌いにくく、
サビだと歌いやすいという生徒さんです。

これは、いくつかの要因が考えられるのですが、
大抵は、勝手なイメージで、
Aメロは低く、Bメロは中間・サビが一番高い、
と思い込んでいるケースです。

大抵の曲はサビが一番盛り上がりますが、
それと音程とは別の話です。
でも、どうしても「高音は頑張って出す」という
イメージを持っている方が多いので、
イコール「サビが一番高い」と思ってしまうようですね。

こういう方は、音の高低を感じずに、
強弱や雰囲気を音程とごちゃ混ぜにしてしまっている状態です。

これではいつまで経っても、
その歌を気持ち良く歌うことはできないでしょう。
この場合まず鍛えたいのは音感ですね。

また、リズムがうまく取れないと、
同じ音域の曲でも、歌える曲と歌えない曲が出てくると思います。
こういう時、原因が"リズムにある"と
気付けると良いんですが、
リズムの苦手な方は元々リズムに対する意識が薄いので、
当の本人は気付きにくい、というのが現状です。

このように、原因が分からず、
思うように歌えない状態で、
無理をして歌っていても、苦しいだけですし、
思ってる音と出してる音が違うことになるので、
声帯にも負担を掛けてしまうのです。

それを防ぐ為にも、歌う為の声作りは、
ボイストレーニング(ボイトレ)を行い、色んな目線から、
声を鍛えていきましょう。

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